F[ジャパン・エクスペリメンタル]

上映時間 5作品 計109分
F[ジャパン・エクスペリメンタル]
『眠る眼』
『feeling together 共在』feeling together
日本/ルワンダ 2026年 25分 デジタル 日本語字幕
監督/ふくだぺろ
暗闇の中、怒号と悲鳴が沸きあがる。激しく罵り殴り合う男女へと向かっていくカメラ。騒動は周囲の村人を巻き込んで広がっていくように見えるが、やがて諍いの当事者は歌い出し、怒りが集団の踊りへと伝染していく。強烈なワンショットの映像を通し、撮る者と撮られる者、そしてそれを見る者=観客がとり結ぶ関係性について問いかけるドキュメンタリー。

『眠る眼』Sleeping Eyes
日本 2026年 12分 デジタル 英語字幕
監督/宮川卓也
空から舞い降りてくる黒い物体は、”モノリス” ならぬスマートフォンである。現代社会を侵食する視覚情報の洪水に、読む・見ることの自由を奪われた人間は、やがてその身体さえも記号化され、デジタル変換されていく。ゲームエンジンや3Dキャプチャ、視線追跡技術を用い、日常の風景を風刺的に描き出すことに挑戦した。

『Our Times』
日本 2026年 10分 デジタル 英語字幕
監督/ソネソラ
フィルムの多重露光による撮影が、青空と緑に包まれた平穏な風景の中で行う登場人物たちの行為に少さなズレを生んでいく。そのズレは日常の新しい“別の”可能性を示すのか、あるいは繰り返される日常という逃れられない限界を示すのか。ポエティックなテキストとアナログフィルムの温かい手触りで綴られる、現実に対する希求。

『冬の実』My Winter Berry
日本 2026年 9分 デジタル 英語字幕
監督/竹原結
認知症になった祖母と過ごすささやかな日常が、写真や映像を織り交ぜた暖かなアニメーションで綴られる。「記憶とともに愛情も消えてしまうの?」少しずつおぼろげになってゆく祖母の世界に、「私」の居場所を探し求める。同作者のIFF2023ノミネート作『mom is どこ』から一貫し、記憶や家族をめぐる主題を丁寧に表現した。

『Teteu』
日本 2026年 53分 デジタル 日本語字幕
監督/磯部和弥
インドネシアの西スマトラの森に生きる少年“ジャブジャブ”を静謐な映像で追うドキュメンタリー。森と共生する伝統的な生活を選ぶ先住民たちは、外からの開発による影響を受け、否応ない変化へと巻き込まれていく。都市へ出て学校に通う少年の現在の姿と、森に暮らしていた過去が端整なモノクロとカラーの映像で対比される。

鑑賞料:大人380円、シニア(65歳以上)・高校生180円、小中学生無料

上映予定・履歴

予定
2026 / 11 / 29 日
16:00
ホール